ミサワホームセラミックでリフォームへようこそ

このホームページについて

平成3年にミサワセラミックで建築した建物の外壁補修を、建築後15年経過した平成18年5月、継続会社であるミサワホームセラミック株式会社お客様相談室と契約して工事をしました。工事当初から契約書と違う施工でミサワとはトラブル続きで、結果として終了が12月末と7ヶ月間も掛かりました。このホームページはトラブルの経過を写真を添えて説明して、今後このような事が発生しないような対応をミサワに求める為に作成しました。
上の、写真Xをクリックすると工事の写真が見れます。ご意見はブログのコメントにお書きください。
 ミサワセラミックの建物に住んでいる方へ、ミサワセラミックの建物は、一般的にはユニット工法で外壁も取付けたユニットを現場で組み立てる方法ですが、この建物はユニット工法ではなく、設計図作成・鉄骨組立・外壁張りを行う、現在でも年に数棟程度の建築とミサワが言っていた工法ですので、シーリングもユニット工法と違いが有ります。


シーリング工事トラブルの経過

  1. シーリング工事開始。
    2006年5月 足場設置後、シーリング工事が開始される。シーリング工事2日目に現場を見ると、契約書では"シーリング打ち替え(既存撤去)"と記載されているのにシーリング箇所の目地に薄くシーリングを塗装程度に塗る施工で、マスキングテープを貼らずに目地以外に汚くシーリングをつける。
    後日、使用したシーリング剤もミサワセラミックの工事仕様書で指定された製品では無い事が判明する。シーリングの上から塗装するので仕様書には、シーリング剤と塗料が指定されていた。
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  2. 最初の苦情とやり直し工事。
    ミサワに苦情の電話をするが、明確な説明と回答が無い。デジカメで現場を撮って添付した苦情メールを送ると、現場を見ると連絡が有る。現場に来て確認後工事をやり直すと回答してやり直し工事が開始される。
    やり直し工事の初日は1日ミサワ社員の担当者が常駐して監督して工事をする。翌日の朝、現場を見てみると、シーリング面に泡のようなぶつぶつがあるので触れると、下のバックアップ材がすぐに出てくる(後日ミサワから提出された打ち替え仕様書にはシーリング厚みは10ミリ〜15ミリと記載されている)、シーリング厚みが数ミリの状態。調べると、建築時のバックアップ材の上に細かく切ったバックアップ材を詰めて上げ底状態にして、薄くシーリングしている。旧シーリング撤去に電動カッターを使用して外壁を損傷しているし、シーリング箇所で無い場所も電動カッターで損傷してシーリングで隠している。シーリング目地以外にシーリングを汚く付けるのは最初の工事と同じ。
    後日判明した事だが、使用しているシーリング材はミサワの指定品だが色は白色を使用していた、ミサワはシーリング会社と共同開発したセラミック用の外壁と同色の色を全て用意していた、最終シーリング工事で初めて外壁色のシーリング材を使用して施工された。
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  3. 2回目の苦情とやり直し工事。
    ミサワにミサワ社員の担当者が常駐で監督してこのような施工をなぜ許したのかと、現状の問題点と今後の対応について文書での回答を依頼するが、納得できる回答と説明が無いまま、やり直し工事が開始される。
    工事内容も前回業者が切って詰めたバックアップ材を押し込んでシーリングしている、結果としてシーリングの上面が建築時より高くなり目地の凹みから溢れて汚くなっている。前回までの業者が損傷した外壁の補修作業が行われて無い。目地以外に付着しているシーリングの除去も不十分な施工で作業を進める。
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  4. 3回目の苦情とやり直し工事。
    苦情を言っても一週間ミサワから連絡が無いので、ミサワホームセラミック本社店長宛に経過の説明と対処を依頼する手紙を送り、ミサワ本社で技術者と話し合う事になる。高井戸のミサワ本社に行き技術者(2級建築施工管理技士)と話し合い、技術者が現場を見て今後は技術者が管理して工事をする事になりシーリングやり直し工事が開始され終了する。
    やり直し工事の施工を見ていると、旧バックアップ材の上から新規バックアップ材を大量に使用して上面が上がっている。質問すると、シーリングは1cm以上の厚みが有るので問題ないと回答、建築時は目地の凹のおさまっているので外観が変わると言うと、塗装すれば目立たないと回答される。目地以外にシーリングがはみ出して汚い箇所や内部から膨れてきている箇所が有るが問題ないと回答される。
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  5. ミサワのシーリング作業最終確認報告。
    ミサワより3人担当者が来てシーリング作業の最終確認をして問題ないと報告する。汚さや膨れの箇所を指摘するが塗装すれば目立たなくなると回答される。
    後日、再度シーリングやり直し工事が行われたので最終工事ではなかった。
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塗装工事トラブルの経過

  1. 塗装工事開始
    塗装開始後、塗装会社担当者と3階玄関の横壁面を確認すると、5カ所程度のシーリング不具合が見つかる。シーリングに隙間が有る箇所と外壁損傷箇所だ、ミサワ技術者とお客様相談室長は現場を見て、問題ないので塗装工事に進むと説明したのに、外壁面積の数パーセントの面積を確認しただけでこのような問題箇所が見つかる事は、全体では不具合箇所が何カ所有ることか?、ミサワは最初から建築には素人の私が見ても疑問に思える箇所を、ミサワの社員は見つけられないのか無視しているのか分からないが、放置して作業を進める。
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  2. 中塗り塗装後の問題
    中塗り塗装後、現場を見ると塗りむらや外壁が凹凸している細かい箇所で白い下塗りが見える、下塗りも追い炊き2回で均一に塗装すると仕様書に書いてあるが、均一には見えない箇所が有るし2回塗装したようには思えない。
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  3. 上塗り塗装後の問題
    砂状の上塗り塗装後、現場を見るとやはり白い下塗りが見える箇所が有る。白色の下塗りの上に、中塗り・上塗りと2回塗装されているのに、なぜ塗装作業終了後に下塗りの白色が見える箇所が多数有るのか?、外壁に白くまだらに塗りむらも有る。ミサワに指摘するが、ミサワは四人で塗装作業を最終確認して問題ないと言い足場も撤去する。
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最終工事

  1. 最後の苦情とミサワの対応。
    ミサワはシーリング作業・塗装作業終了後に複数人で確認作業を行い、問題無いと報告して足場も撤去して残金の支払いを求めている。
    しかし、指摘した塗りむらや下塗りが見える塗装施工についてははっきりした回答が無い、ミサワの曖昧な対応に不信感がつのり質問を出す。
    質問内容へのリンク
    ミサワより、質問の回答は無いが外壁塗装は再施工すると連絡が有る。再施工の前に現状の確認作業をして問題点を明確にする事を依頼する。
  2. ミサワホーム総合研究所担当者の検査。
    2006年10月17日 再度足場工事を開始して1日で組立てられる。
    2006年10月19日 ミサワホーム総合研究所担当者・シーリングメーカの担当者2人・塗料会社の担当者・ミサワお客様相談室長5人が現場に来て検査する。
    結果として、シーリングに穴が開いている箇所多数・施工不備箇所多数を確認して、補修工事を行う事になる。
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  3. シーリング工事開始。
    2006年11月20日 シーリング補修工事が開始される。朝、車4台が到着、職人が15人出てきて驚く、足場上での作業は皆ヘルメットをしている。前回までのヘルメットをかぶらない職人と違って作業も安心できそうだ。午前に雨・16時過ぎに雨の天候だったが、外壁の大部分のシーリングを撤去していた
    2006年11月21日 7人の職人で作業する、作業面毎に職人が並んで一挙に作業を進めて早い、本物の職人はまだいる事を確認する。夜までに作業を終了する、驚き!2日で終了した、人数は多いが前回までの工事はなんだったのか?
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  4. 前回塗装箇所の現状について。
    前回の塗装箇所を見ると、シーリング面の塗装にひびが発生して白いシーリングが見える箇所が複数有る。ひびを手で削ると簡単に塗装がはがれる、今回再塗装するので問題は無いと思うが、前回作業のなにが問題だったのか?、これで問題ないと報告して足場を撤去したミサワ社員の人達、とくに技術者(2級建築施工管理技士)の施工管理能力は信頼できない事が証明された、苦情を言わなかったらどのような状況になっていた事か?、恐ろしく思う。
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  5. 塗装工事開始。
    2006年12月7日 塗装作業が開始され14日に作業終了する。
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  6. 足場撤去・作業終了。
    2006年12月20日 足場を撤去して全作業を終了する。16日にミサワホーム総合研究所の技術者が来て作業確認して問題無いと報告ないとする、素人の私が見ても、前回の仕上がりと違い綺麗でしっかり塗装されている。
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工事を終えて思う事

 ミサワホームセラミック本社お客様相談室と、外壁補修工事契約した契約書では工事終了が6月末なのに、最終的に工事が終了したのが12月末と7ヶ月間かかってしまった。
 最初のシーリング工事を見て、疑問に思い問い合わせた時にはこのように7ヶ月間も時間がかかるとは思いもよらなかった、工事を終えても疑問と不信感がぬぐえない。
 今までミサワには、今回の問題点を明確にして今後のミサワユーザーの対応を良くしてもらいたいと要望しているが、明確な回答をしないミサワには私の思いは通じていない。
 当たり前の施工を当たり前にすれば10日程度で終了する工事が、なぜ、7ヶ月も掛かったのか?、当初の説明と最終工事で判明した相違点はなぜなのか?、施工内容に疑問をもって説明を求めてもはっきりした回答をせずに、その場を取り繕う説明だけで工事を進め、一度は工事に問題無いと足場を撤去して残金の支払いを求めた。
 しかし、私が建築士や他の工事業者に相談して調べた問題点を言って、工事中の写真を提示して説明を求めて初めて今回の再工事になった。
 相談や調査の労力は大変なものだった、無駄な時間や経費をかけて問題点を指摘した結果の再工事だ、逆に言えば、調査の時間や経費をかけなければ個人では諦めてメーカーの言いなりになってしまう。
 今後、私のような無駄な時間や経費をかける必要が発生しないような対応をする、ミサワホームになるように願っている。